あなたにとって働く喜びとは?

 

令和を迎えたとき

みなさんは何をしておられましたか?

 

お正月のような感じがして

新年を2回迎えたような

おめでたい雰囲気でしたね。

 

これからは、どんな時代に

なっていくのでしょう。

 

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今日は、自分にとっての

働く喜びとは?

について、書いていきますね。

 

 

 

あなたにとって働く喜びって何ですか?

 

生活のため

生きるため

お金を稼ぐため

幸せややりがいのため

 

人それぞれに

働く目的や喜びがあると思いますが

 

 

今日は

30歳のOさんの体験を

ご紹介します。

 

Oさんは、子どもが幼稚園へ

入園したのをきっかけに

独身の頃働いていた会社へ

パートで働きに出ることにしました。


専業主婦をしていたときは

穏やかに過ごしていたOさんですが


一旦仕事に出れば

がむしゃらになって頑張りすぎてしまい

 

「もっと私、頑張りますから。

         本当に、大丈夫ですから。」

 

独身の頃バリバリ働いていたときのように
自分が力になろうと必死になり


家庭や家族のことを

考える余裕がなくなってしまうほど

頑張り過ぎてしまう。


疲れて家へ帰ってきたら

イライラがおさまらず

子どもへ当たり散らしてしまいます。


「何やってるのよ!

          ちゃんとしなさい。」


時には手が出ることもありました。


私、こんなに頑張ってるのに。

認めてもらってる感じもしない。

どうせ私なんて。

もう、死んでしまいたい

 

家庭では自分の価値を感じられなくなり

そのイライラを子どもにぶつけて

当り散らしてしまいます。


仕事をしていないときのOさんは

夫と娘の3人の暮らしがとても幸せで

心も穏やかです。


けれど、仕事を始めると

このように

必死になって頑張りすぎてしまいます。


心に余裕がなくなり

子どもを怒鳴りつけたり、叩いたり

当たり散らしたりと

怒りをぶつけるようになり


子どもや家族に対しての

感情のコントロールが難しく

なっていました。

 

 

どうしてこのように

必死になってしまったのでしょう?

 


目の前にある現実を

幸せに感じたり、喜んだりするよりも


自分は何の役にも立たない

死んでしまいたいくらいに

私には価値がないと感じていて


そう思う自分も嫌なのに


さらに

自分の能力や境遇を否定して

虚しさを感じてしまうということに

原因があるように感じるのです。

 


この、自分には価値がないという感覚

虚無感を感じたくないために


完璧でなければダメ

失敗したらダメ

頑張る自分じゃないとダメ

人のために尽くさないとダメ

自分の弱みを見せてしまったらダメ

自分にも他人にも急がせる

 

このように

何かに駆り立てられるように頑張り


自分の信念に従う形で

自分を追い込んでしまうのです。

 


これを満たしていると

自分の存在を許し、認めることが

できるのですが

 

ありのままの私では

自分を受け止め、許すことができない。


自分には価値がないと

無価値感虚無感

感じてしまうんですね。

 

 

 


Oさんは、幼い頃

このような体験をしていました。


虐待や無視・無関心、たらいまわし

激しい夫婦喧嘩を見せつけられる

強い喪失体験

親の破壊的な生き方をみて育つ

お前はいらない存在と言われていた

男だったら良かったと存在を否定された

 

親や養育者から

適切な愛情を注いでもらえなかったとき


その後、大人になって

自分の人生を生きていく中で

無価値感や虚無感を抱えてしまいます。

 

自信のなさが出てしまう状態に

なってしまっていたんですね。

 

 

 

無価値感を抱えていると感じたとき

どうすれば解消するのでしょう?

 


自分の心の内側と向き合って

自分の中にある無価値感や虚無感に

気づくことです。

 

この感覚があるから

        頑張りすぎてしまうんだな。

 

なぜ自分は無価値感を抱えてしまったのか

過去や幼少期を振り返り

自分の心の内側と向き合って

そのときに感じた感情を表現してみる

ことも、いい方法かもしれません。

 

 

感情は感じて表現していくことで

解放されて癒されていくんですね。

 

 

心理セラピーを使って

過去に抱えてしまった感情の解放を

することもひとつの方法です。

 

 

 

何のために働くのか

仕事をする動機って何なのか

それが大切なんです。

 


自分や家族の幸せのために

仕事をしていたものが


いつの間にか仕事そのものが

目的になってしまい頑張り続けてしまうと


自分を見失い

自分や家族が壊れてしまいます。

 

仕事をすること自体が

目的になったとき

 

認められたくてがむしゃらに働くのか?


家族と向き合うのが怖いから

仕事に逃げるのか?


本来の目的から外れてしまうと

必ず家庭に問題が浮上してきます。

 

けれど、必ず

解決の糸口がみつかります。

 

では、また〜

 

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