赤ちゃんはどのようにして絆を結んでいくの?

こんにちは。

 

♪ささのは さらさら〜

昨日は七夕でしたね。

 

天気があまり良くないかんじでしたが

織姫さまと彦星さまは

年に一度、会うことが

できたのでしょうか…♡?

 

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今日は、

赤ちゃんはどのようにして

     絆を結んでいくの?

について、書いていきますね。

 

 

はじめに

愛着ってなに?

という人のために…

簡単に説明しますね。

 

愛着とは、

赤ちゃんが、お母さんやお父さんと育む

絆のこと。

人と人との絆のことを言います。

 

 

 

虐待や面前DVなど

ふつうの穏やかな状態とは違った状況に

遭遇したときの子どもの恐怖や不安は

とても大きな体験として心に刻まれていきます。

 

自分にとっての

愛着の対象(母親や父親、養育者)と

微笑んだり、おもしろがったり

スキンシップをとったりして

 

親子の関わりを

子どもが確かだと実感しているという

確信が得られるような体験は

 

自分を育ててくれている人は誰で、

その人に助けを求めようとするときに

 

どれぐらい近づきやすいの?

どうすれば接してくれるの?

どんな風に応えてくれるの?

ということを、

赤ちゃんは予測して関わろうとします。

 

 

自分の要求にどんな風に応えてくれるの?

ということを、日頃の関わりの中で

想像したり、実感したりして

子どもの中に出来上がっていきます。

 

また、

どういう風に人と関わっていくの?

ということも

お母さんやお父さんの特徴をみたりしながら

一緒に過ごすなかで学んでいきます。

 

 

子ども自身は

自分が親からどのように受け入れられ愛されているか?

助けてもらえる存在だと思って貰えているか?

ということを、親子の関わりの中で

実感していくんですね。

 

 

お母さんやお父さんが

どういう行動や態度をするのか?

 

子どもが予測するとき

過去に、どのようにして自分に振る舞ったか?

ということをもとに関わりを求めていきます。

 

例えば、

親がストレスフルなとき

子どもが関わりや助けを求めてるのに

 

お母さんやお父さんが拒否したり

嫌悪感を態度で見せたり

暴言や暴力を繰り返したとき

 

その子どもは

拒否されて、近づきにくい人

 

助けを求めれば求めるほど拒絶され

      脅威を与える人

という確信が、子どもに育っていきます。

 

そして、子どもは

助けを求めても応じてもらえない

      自分は無力で愛されない存在

 

自分は悪い子なので敵意を向けられ

      暴力を振るわれても仕方ない

 

という自分に対する

イメージを抱えてしまいます。

 

 

 

よそに追い払うぞ!!

そんな脅しを

繰り返し体験した子どもは

強い見捨てられ不安を抱き

 

家族以外の人と関わろうとするときにも

見捨てられ不安や恐怖が

敏感になっていきます。

 

 

お母さんやお父さんとの関わりや体験が

そのまま

他者や周りの人との接し方につながって

いくんですね。

 

人は、敵意を持ち

自分を否定し拒絶する存在

 

自分は、他の誰からも望まれない

愛されない人間

 

と確信するようになっていきます。

 

 

反対に、

求めたときに受け止めてもらって

近づきやすく、温かい感情で応えてもらった

という安定した経験をした子どもは

 

自分は、愛される存在

価値のある存在

という確信をもち

 

家族以外の

他の人からも

愛される存在だと確信し

 

どんな時も

自分に助けの手を差し伸べてくれる

信頼できる人の存在を感じて

 

自信をもって

人やまわりと関わっていくことができます。

 

恐怖を感じた時にも

信頼できる人に、援助を求めながら

乗り越えることができます。

 

けれど、ほとんどの人が

恐怖を感じて過ごした

安定した幸せの中で過ごしたという

 

この間の、良い悪いという色んな体験をして

子ども時代を過ごしてきたんだろうと思います。

 

子どもの頃、愛着を育んでくれる

お母さんやお父さんとの関わりのなかで

築いてきたものは

 

よほど、人生が変わるような

大きな出来事を体験しない限り

 

変化しにくく

変わっていくことはありません。

 

このような幼少期の愛着パターンが

大人になって出会う人

友人や恋人、同僚、パートナー、自分の子ども

との関係性の土台になっていくのです。

 

 

そして、

お母さんやお父さんとの間で育まれた絆が

自分と自分の子どもとの関係に伝達されて

親子関係の連鎖が出来上がっていきます。

 

 

もし、自分が

両親との絆が不安定なものだと

感じているとき

 

心理カウンセリングや

心理セラピーで

 

両親との関わりのなかで育まれたもの

引き続いできたものをみていきながら

 

安心感を取りもどしていく体験をすることで

 

解決につながるきっかけに

なるかも知れません。

 

まず、自分で気づいていくことが

解決の近道になります。

 

 

必ず、安心して人と繋がり

安心して生きていくことができるようになります。

 

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